このブログで何度か紹介しているtabiwaアプリのメリットとデメリットについて取り上げます。
tabiwaは瀬戸内・北陸で利用できる周遊パスやお得なきっぷなどを購入でき、割引クーポンを入手することが出来る便利なアプリです。
他にもEX予約やe5489、ホテルの予約など旅行を手助けするサービスがあり、瀬戸内や北陸を旅行する際は非常に便利なツールです。
話だけ聞くと便利なツールですが、実際に利用したことがない人からすれば、具体的なメリットやデメリットが分かりにくいかもしれません。
この記事では、tabiwaアプリを実際に利用して感じたことを基にメリットとデメリットをまとめてみました。
※2022年~2024年2月までに利用した時の状況を基に書いています。
tabiwaアプリのメリット
まずは、tabiwaアプリのメリットについて取り上げます。
スマホを利用している人であれば、普段使うアプリと同じ感覚で利用でき、ダウンロードして設定を完了すればサービスが利用可能になります。
tabiwaはアプリ版とweb版がありますが、この記事ではtabiwaアプリを使うことによるメリットを4つ紹介します。
スマホでパスやチケットが買える
tabiwaアプリの最大のメリットとも言えるのが、スマホでパスや乗車券が買えることです。
駅の窓口や券売機に並ぶ必要がないので購入までの時間を大幅に短縮できます。特にGWやお盆休み、年末年始は窓口や券売機が非常に混雑しますし、長蛇の列になることも珍しくありません。
最近はみどりの窓口が減ってきて、代わりにみどりの券売機プラスが設置されていますが、待ち時間等もありスムーズに買えるかどうかは微妙なところです。
その点、ネットで完結するtabiwaアプリは購入がスムーズで短時間で終わるので楽です。
電車以外のチケットも購入できる
2つめは電車以外のチケットも購入できることです。
tabiwaアプリはJR西日本が提供しているので電車の乗車券しか買えないと思われるかもしれませんが、バスやフェリー、観光施設の入場券も購入できます。
例を出すと、広島港・呉港と松山港を結ぶ高速船のスーパージェットや広島市内を走るめいぷるーぷバス、津山城の入場券などがあります。
他にもタクシーのツアープランや観光バス、レンタサイクルなど電車以外のチケットも購入できるのでtabiwaアプリを活用した旅行プランは幅が広いです。
割引クーポンや割引が適用されたチケットを入手できる
3つめは割引クーポンや割引が適用されたチケットを入手できることです。
割引クーポンと言ってもお土産店で利用できるもの、飲食店やホテルのレストランで利用できるものなど様々ですが、アプリ上で入手できるのは嬉しいです。
また、tabiwaアプリでチケットを購入する際に既に割引が適用された状態で購入できるチケットもあり、お得に購入できることもあります。
旅行費用を抑えると言う点で、割引を受けれると言うのは利用者側からすれば、有難いことですし、コスパも良くなります。
フェリーや観光施設の入場券を割引された状態で購入できるチケットもあるので活用するのがおすすめです。
紙の乗車券より紛失リスクが低い
スマホ上に乗車券が表示されるので紙の乗車券よりも紛失リスクが低いのも良い点です。
tabiwaアプリで購入したパスやチケットはスマホ画面を窓口や運転士、係員に見せるだけで良いので紙の乗車券を毎回出す必要がありません。
電車やバスなどの公共交通機関で乗車券を紛失すると再度、払う必要があるのでリスク軽減にもなります。
ただし、スマホを失くすと元も子もないので気を付けましょう。紙の乗車券を紛失するよりもスマホ紛失の可能性は低いと思いますが…
tabiwaアプリのデメリット
何事もメリットがあれば、デメリットも存在します。tabiwaアプリも例外ではなく、実際に利用していて不便だなと感じたことがありました。
忖度なしでデメリットを取り上げます。
購入した乗車券の提示画面を出すのに時間がかかる
tabiwaアプリを利用した中で一番のデメリットだと思ったのが、購入した乗車券の提示画面を出すまでに時間がかかるということです。
メリットでスマホの画面を見せるだけでいいと紹介しましたが、その画面を出すのに時間が少しかかるのが残念な点です。
何度かtabiwaアプリで周遊パスを購入していますが、すぐに提示画面を出せるわけではないです。※
スマホの通信状況にもよるかもしれませんが、2022年~2023年に岡山県・広島県・香川県で使用した際もどこも時間は変わらなかった(最短でも30秒以上、遅いと1分前後)のでアプリ自体が重かったのかなと思います。
なお、2024年にtabiwa周遊パスを利用した際は提示画面まで約20秒ほどだったので2023年までよりも少し改善されていました。
事前に画面を立ちあげておくことで対策は出来ますが、すぐに画面を出せないのは利用する側としては辛いところです。
決済方法はクレジットカードのみ
2つめのデメリットは決済方法がクレジットカードのみと言う点です。
スマホで買えてキャッシュレス化しているのは良いのですが、電子マネーや銀行引き落としなどは出来ないので決済方法が1つのみです。また、事前にクレジットカードを登録する必要があります。
店舗ではクレジットカードの使い分けが出来ますが、tabiwaアプリは事前登録したクレジットカードのみで、違うカードを利用する場合は登録を変更する必要があります。
クレジットカードは18歳以上(高校生は除く)で作れますが、持っていない場合はtabiwaアプリを活用できないので決済方法が1つしかないのは不便かもしれません。
自動改札は通れない
3つめのデメリットは自動改札を通れないことです。
tabiwaアプリで購入した周遊パスで電車を利用する際は、自動改札は通れず、駅員のいる有人改札を通る必要があります。
有人改札で購入した周遊パスの提示画面を見せるのですが、乗り降りの際に毎回見せる必要があるのでその都度、提示画面を立ちあげる必要があるので面倒に感じます。
特に有人改札が混雑しているとすぐに改札を通ることが出来ない場合があるのでスムーズに出場できないこともあります。
なお、ワンマン列車や駅員がいない駅は運転士に見せることになります。見せずに降りると不正乗車を疑われるので注意しましょう。
無人駅でもそのまま降りれる(ホーム側のドアが全部開く)場合もありますが、基本的には運転士にスマホの提示画面を見せると思って準備しておくことが無難です。
まとめ
tabiwaアプリのメリットとデメリットについて紹介しましたが、どうでしたか?
何事にもメリットとデメリットがあり、人によって考え方は異なるので絶対とは言えませんが、個人的にはメリットの方が大きいと思います。
鉄道を利用する旅をしている私にとって鉄道以外のチケットも購入できる点は鉄道+αの旅が出来るので幅が広がるので大きいです。
tabiwaアプリで販売している周遊パスも使い方次第でコスパが非常に良くなるので費用を抑えながらも、旅を充実させることが出来るので便利だと思います。
瀬戸内や北陸を旅行する際は是非、tabiwaアプリを活用してみてください。