tabiwaの岡山香川ワイドパスのモデルコース!新幹線を利用!

便利な乗車券

岡山県と香川県を旅行しようと考えた際に1泊2日、2泊3日でプランを考える人も多いのではないでしょうか?

岡山と香川を旅行する際は快速マリンライナーが便利で四国と本州を電車で移動できるので車がなくても簡単に往来できます。

電車で移動する際はJR西日本が提供しているtabiwaの岡山香川ワイドパスが非常に便利で使い方次第では抜群のコストパフォーマンスを発揮します。

岡山香川ワイドパスの詳細はこちらの記事で紹介しています。

tabiwaの岡山香川ワイドパスを使ったおすすめの旅行モデルコースについて紹介していきます。この記事では新幹線で岡山駅を利用するor岡山空港を利用することを想定し、時間差が極力つかないようにしています。

※この記事の情報は2023年6月時点の情報です。電車の時刻も2023年改正のダイヤです。

tabiwaの岡山香川ワイドパス

別の記事でtabiwaの岡山香川ワイドパスについて紹介しているので簡単に

これらの画像はtabiwaアプリでの岡山香川ワイドパスの画面です。

岡山と香川にまたがるJR線の利用可能エリアがあり、さらに小豆島へのアクセスに便利なフェリーとバスが乗車できて3日間使用できる周遊パスです。

快速マリンライナーは岡山~高松間を約1時間で結んでいるので岡山・香川の周遊旅行では欠かせない移動手段です。マリンライナーの自由席は岡山香川ワイドパスで乗車可能なので活用しない手はありません。

なお、マリンライナーの指定席・グリーン車は別途料金が必要で特急に乗車する際は利用可能エリア内であれば、乗車券としてパスが利用できるので特急券を買えば乗車可能です。

岡山香川ワイドパスでおすすめの旅行モデルコース

岡山県・香川県に行く手段としては新幹線or飛行機が多いと思います。

新幹線だと岡山駅、飛行機だと岡山空港か高松空港を利用して現地に入り観光を開始すると思いますが、どちらを使うかによって旅行のプランも変わってきます。

この記事では新幹線で岡山駅を利用する場合と岡山空港を利用する場合のモデルコースを紹介していきます。

なお、岡山空港を利用する場合は新幹線で岡山駅を利用するコースを参考に、空港までのアクセス時間を考慮したものとします

紹介するおすすめモデルコースは以下の条件があります。

  • 2泊3日での旅行
  • JR線での移動は特急を利用しない(快速マリンライナーと普通電車を利用する)
  • 岡山香川ワイドパスの購入金額(3500円)を上回るプラン設定
  • 1日目のスタートは倉敷駅午前10時に設定※

※記事作成時、東京からの飛行機で岡山空港への最速到着が9時10分でバスで岡山駅・倉敷駅まで約30分かかることを考慮しています。

※記事作成時、新幹線の場合は東京駅始発or2本目ののぞみに乗車し、岡山駅で在来線乗り換えで倉敷駅に9時48分到着することを想定。

飛行機で岡山空港を利用する場合

岡山空港を利用する場合は、バスで倉敷駅に向かいます。

倉敷駅までバスを利用し着くのは9時55分頃を想定しています。岡山空港~倉敷駅のバス運賃は大人1150円(片道)、子供580円(片道)です。

移動行路
1日目岡山空港⇒倉敷駅⇒倉敷美観地区⇒後楽園・岡山城⇒ホテル
2日目岡山駅⇒琴平駅⇒金比羅⇒栗林公園⇒高松城跡⇒ホテル
3日目高松港⇒小豆島⇒岡山駅⇒岡山空港

最初と最後が違う以外は新幹線を利用する場合と内容は同じです。飛行機は月により時刻表が多少異なることがあり、それに伴いバスの時刻表も変わるので注意が必要です。

新幹線で岡山駅を利用する場合

新幹線で岡山駅を利用する場合は、在来線・バスへの乗り換えが簡単なのですぐに目的地への移動が出来るので利便性が高いです。

その利便性を生かし、2泊3日の行程を組んでみました。なお1泊目のホテルは岡山駅周辺、2泊目のホテルは高松駅周辺で設定しています。

移動行路
1日目岡山駅⇒倉敷駅⇒倉敷美観地区⇒後楽園・岡山城⇒ホテル
2日目岡山駅⇒琴平駅⇒金比羅⇒栗林公園⇒高松城跡⇒ホテル
3日目高松港⇒小豆島⇒岡山駅(小豆島コース)

1日目が岡山・倉敷観光、2日目が琴平・高松観光、3日目が小豆島観光と岡山香川ワイドパスを3日間フル活用し主要観光スポットを巡るモデルコースです。

1日目は倉敷美観地区と後楽園・岡山城を逆にすることも可能です。単純にホテルに近い方を後にしただけなので(笑)

モデルコースでは倉敷を最初に行くことにしているのでスタートを倉敷駅10時にしていますが、後楽園・岡山城を先に行く場合、新幹線利用なら東京駅6時33分発のぞみに乗車すれば9時48分に岡山駅到着なので気持ちゆっくり出来ます。

飛行機の場合は、バスで岡山駅に行くことになり、時間はほぼ変わりません。

天候等によっては2日目と3日目の行程を逆にすることや、一部を入れ替えたりすることも可能です。1日目の宿泊地を岡山駅周辺にしているのは行程変更に対応しやすいという意味もあります。

1日目の行程

移動時間運賃・入館料等
岡山駅⇒倉敷駅JR線で約20分330円(片道)
倉敷美観地区JR倉敷駅から徒歩で約10分
倉敷駅⇒岡山駅JR線で約20分330円(片道)
後楽園岡山駅からバスで約10分
徒歩で約25分
大人410円 高校生以下無料 
65歳以上140円
岡山城との共通券 大人640円
岡山城岡山駅から路面電車東山行きで
約5分の「城下」で下車し、
徒歩で約10分
高校生以上400円 
小中学生100円
時間が余れば行くのもあり
出石町散策後楽園から旭川を渡ってすぐ
岡山市立オリエント
美術館
岡山駅から路面電車東山行きで
約5分の「城下」下車し、左手すぐ
一般310円
大学・高校生250円
小学・中学生100円
岡山県立美術館岡山駅から路面電車東山行きで
約5分の「城下」下車、徒歩3分
一般350円
大学生250円
65歳以上 170円
高校生以下無料

1日目は岡山県の主要観光地3か所を回るコースで時間的にも余裕があります。倉敷エリアでランチを食べても良いですし、少し時間をずらして岡山駅周辺で食べても良いです。

また倉敷美観地区ではDISCOVER WEST パスポートの特典を受けれる施設が複数あるのでチェックしておきましょう。

新幹線の場合、1日目のパスの利用はJRの往復分の660円です。飛行機なら岡山~倉敷間片道のみなので330円です。

後楽園・岡山城の両方を観光する場合は共通券を購入するとお得なので活用しましょう。両者の距離は近く歩いて移動できるのでアクセスも良いです。

時間が余った場合は、上で紹介している後楽園のそばにある施設や場所を訪れるのも良いですよ。

私は岡山市立オリエント美術館に行ったことがありますが、高校世界史で学んだことを更に深く掘り下げて考える展示品が多数ありました。

歴史に興味のある人やオリエントのことをもっと知りたいという人にはおすすめです。オリエント特化の美術館なので珍しい場所です。

2日目の行程

2日目は少し早起きして香川県に向かいます。

移動時間運賃・入館料等
岡山駅⇒琴平駅快速マリンライナーと普通電車で
約1時間半
1370円
金刀比羅宮JR琴平駅から徒歩で約15分
琴平駅⇒栗林公園北口普通電車と快速マリンライナーで
約1時間10分
970円
栗林公園JR栗林公園北口駅から徒歩5分
栗林公園北口⇒高松駅普通電車で約5分210円
高松城跡(玉藻公園)JR高松駅から徒歩5分
行程に余裕があれば…
丸亀城JR丸亀駅から徒歩約15分大人200円(天守)
子供100円(天守)

2日目は移動距離が長くなるので早起き推奨です。金刀比羅宮での滞在時間次第でその後の行程が変わってくるので個人によって時間の余裕が違います。

私は上の行程で香川を移動しましたが、岡山駅を7時55分発の快速マリンライナーに乗り、最後の高松城跡の観光が終わったのが17時前でした。

その日は朝から電車が遅れていたので琴平到着が遅れましたが、何とかなりました。金刀比羅宮は約2時間半の滞在で一番上まで登り、うどんを食べて駅に戻りましたが時間的にはやや厳しかったです。

単純に金刀比羅宮を上る+買い物なら約3時間あれば足りるかなと個人的には思います。時間に余裕があれば金刀比羅宮観光の後に丸亀城に行くのもありです。

もし、金刀比羅宮の麓にある中野うどん学校でうどん作り体験を考えている場合はその時間を考慮して岡山駅を早めに出発する必要があります。

また、JR四国エリアは列車の本数が少なく、1本乗り遅れると予定通りに回れなくなる可能性が高くなるので列車の発車時刻は要注意です。

2日目のパスの利用額は2550円です。

3日目の行程

3日目は小豆島コースです。

移動時間運賃
高松港⇒池田港約60分700円(大人片道)
小豆島観光
土庄港⇒新岡山港約70分1200円(大人片道)
新岡山港⇒岡山駅バスで約40分500円(大人片道)
岡山駅構内で買い物等…

小豆島コースの場合は、フェリーとバスでアクセスが確保されているのでシンプルな行程になります。パスの利用額はフェリー代とバス代合わせて2400円です。

岡山空港を利用する場合は、東京(羽田)行きの最終は19時55分発で岡山駅からはバスが18時35分に出るので間に合うようにしましょう。※2023年6月の時刻表

岡山駅西口から岡山空港までの運賃が大人780円(片道)、子供390円です。

飛行機の時刻表は月により多少変わることがあるので必ず確認しましょう。

新幹線の場合は岡山駅20時36分発のぞみが最終の東京行きなので名古屋以東に帰る場合は絶対に乗り遅れないように注意しましょう。

まとめ

岡山香川ワイドパスを3日間フル活用すると新幹線の場合パスの利用額は5610円(飛行機の場合は5280円)となり、購入金額を2110円(飛行機は1780円)上回りました。実際の利用額の約62%(飛行機は約66%)の金額で済んだと思うとコスパは良いです。

上で紹介したコースはあくまで例のひとつですが、3日間で3500円以上の移動費を利用するのはさほど難しいことではないと思えるのではないでしょうか?

今回は取り上げませんでしたが、児島のデニムストリートや鷲羽山展望台に行くプランや宇野からフェリーで直島へ行くプランなどJRの利用可能エリアを活用する方法は様々です。

2日目と3日目の行程をまるまる入れ替えることも可能なのでアレンジの幅は広いです。

小豆島観光でもじっくり観光したい人と主要スポットのみを観光して次の場所へ行く人もいると思うので自分好みに旅のプランをアレンジしてください。

新幹線を利用する場合は岡山空港を利用する場合より、少しだけ最終日の時間が多いのでモデルコースだと小豆島観光の時間を増やすことや岡山駅での買い物や食事の時間に充てることも可能です。

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