広島県を旅行しようと考えた時に便利なフリー切符がないか考えたことはありませんか?広島県は広く観光スポットも多いので行程を組むのも難しいですよね?
行きたい観光スポットは多いけど予算が日程が…と悩むこともあると思います。
そんな時に便利なtabiwaの広島ワイドパスをご存知でしょうか?このパスがあれば広島県を便利でコスパ良く旅行することが出来ます。
広島県を旅行する際におすすめの広島ワイドパスの特徴とパスを利用した旅行モデルコースを紹介したいと思います。
※電車の所要時間や運賃はこの記事の更新日の情報になります。新幹線の運賃は時期により多少異なる場合があり、自由席が設定されていない期間(GW等)があるので注意してください。
tabiwaの広島ワイドパスとは?
3日間利用可能で自由周遊区間のJR線と指定のバス・フェリーが3日間乗り放題となっており金額は4600円(子供は2300円)です。
3日間で4600円なので1日1500円ちょっと以上使えば元は取れると考えるとお得だと思います。
JR線の利用可能区間
JR線は広島県内と山口県の岩国駅まで乗車可能です。
JR線で移動手段は確保できますが、特急列車はないので基本的に普通列車での移動となると思った方が良いです。
なお、呉線と芸備線、休日ダイヤの山陽本線の一部区間で快速列車の運行がありますが、本数が多いわけではないので時刻表をしっかり確認しましょう。
呉線は広島駅始発で快速列車が1時間に2本設定されている時間帯が多いですが、呉線を完走するのは平日は夜の2本(休日は午後の3本、観光列車は除く)のみで多くは広駅止めです(2024年ダイヤ改正)。
バスの利用可能区間
鞆の浦へのアクセス路線となるトモテツバスの福山駅~鞆港、竹原港へのアクセス路線の芸陽バスの竹原駅~竹原フェリー間、広島市内を走るめいぷるーぷが乗り放題です。
めいぷるーぷhttps://www.chugoku-jrbus.co.jp/teikan/meipurupu/
めいぷるーぷバスは3路線(オレンジ、レモン、グリーン)の運行があるのでパスがあれば乗車可能です。
フェリーの利用可能区間
フェリーは仙酔島や生口島、宮島、大久野島などの有名観光スポットに加え、江田島、大崎上島、大崎下島などにもアクセスが可能です。
フェリーで島巡りを考えている場合や大久野島・生口島・宮島へ行こうと考えている場合、アクセスが確保されているのは広島旅行では嬉しいですね。
なお、2023年10月より宮島訪問税が開始されています。1回の訪問につき、1人100円必要になります。
DISCOVER WEST パスポート
広島県内はいくつかのエリアに分かれていて、それぞれのエリアで特典のある施設が設定されています。
広島県内での対象施設はこちらから確認ください。https://www.jr-odekake.net/navi/discoverwest/passport/hiroshima/
割引クーポン
広島ワイドパスでは2か所で割引クーポンが利用できます。
広島駅と尾道駅に対象店舗があるので利用しやすい場所にあります。
広島ワイドパスは新幹線併用で便利な使い方に!
広島ワイドパスは広島県内の移動に便利な周遊パスですが、広島県に来る際は新幹線で来る人が多いのではないでしょうか?
出発地によっては飛行機を利用することも考えられますが、九州や関西からは新幹線で行くことが多いでしょうし、東京から新幹線で行く人も少なくないでしょう。
広島ワイドパスは新幹線を併用することで移動が便利になり、方法次第では非常に高いコスパを発揮できるようになります。
広島県内には山陽新幹線の駅が西から広島駅、東広島駅、三原駅、新尾道駅、福山駅の5駅あります。
5駅のうち、新幹線で広島に来る場合は広島駅or福山駅を利用するのが新幹線の本数や移動を考えた際に利便性が高いです。
新幹線を利用する場合は広島駅or福山駅をスタート地点にすると便利です。
移動を考えた際の利便性を考えた際に三原駅も呉線と山陽本線の分岐駅と言う点で乗り換え自体は便利なのですが、新幹線の本数がネックです。
三原駅は一部時間帯を除いてこだま以外通過するので全種別が停車する広島駅や、1時間に1本のぞみやさくらが停車し、一部時間帯でみずほやひかりも停車する福山駅に新幹線の利便性で不利になります。
関西方面からだと、三原駅に新幹線で行くよりも福山駅で在来線に乗り換えて行った方が便利な場合もあるので本数・アクセス面では福山駅に軍配が上がります。
広島ワイドパスをより便利でコスパ良く活用するには、新幹線の併用方法がカギとなります。
新幹線の便利な利用方法
広島県は東西に広く2泊3日で広島県を周遊する場合は、端から端へ移動していく方法がシンプルで広島ワイドパスを最大限に利用できることに繋がります。
広島県で一番西にある新幹線の駅が広島駅、一番東が福山駅なのでこの間を移動していくと考えると分かりやすいかもしれません。
- 1.往路は福山駅で新幹線下車、復路は広島駅から新幹線に乗車
- 2.往路は広島駅で新幹線下車、復路は福山駅から新幹線に乗車
上の2パターンのどちらかを選択すれば移動がシンプルで分かりやすいです。広島の場合は中央から左右に移動するのは利便性に欠けます。
宮島へは1を選択した場合は最終日に、2を選択した場合は初日に行くと便利です。
新幹線で広島駅~三原駅間を利用して時間短縮する方法も
広島県は東西に広いので広島市内や宮島と尾道・福山・三原と言った広島東部は在来線で移動すると結構時間がかかります。
ワイドパスの利用範囲内の山陽本線は普通列車のみで広島駅~三原駅間は約1時間20分ほどです。
広島駅の時刻表を見ると本数はそこそこあるのですが、三原駅まで直通で行くのは1時間に1本から2本で西条や白市止めの列車が多いので注意が必要です。
広島駅~三原駅間を新幹線(こだまと一部ひかり)で移動すると約25分~30分ほどで運賃は自由席で2330円です。新幹線は実費負担になりますが、在来線より1/3ほど時間で移動できます。
福山駅~広島駅間だとのぞみ・さくらで自由席で4510円と高くなるので新幹線を使う場合は三原駅から乗る方が安く抑えれます。
3日間で元を取れる場合や旅行の行程上、時間が厳しい場合は新幹線課金を検討しても良いかもしれません。旅行の行程が遅れている場合は時間を回復できる手段にもなります。
また、広島駅から呉線の竹原や忠海へ行く場合は本数や所要時間の問題で山陽線で三原経由の方が早い場合もあります。呉線でも基本的に乗り換えが発生するので乗り換えの手間は変わりません。
新幹線を使うことで在来線で行くより早いフェリーや電車に乗れることもあるので時間に余裕を作ることも可能です。
まとめ
tabiwaの広島ワイドパスと新幹線の併用について紹介しましたが、広島県は東西に広いので端から端に移動する方法がパスのコスパを上げます。
別記事で広島ワイドパスのモデルコースを紹介しているので参考にしてください。
2泊3日の旅行なら広島県内を周遊することが出来るので広島ワイドパスは最適なきっぷと言えるでしょう。
宮島や鞆の浦、呉、竹原など広島の主要観光スポットへのアクセス方法を抑えているので1回の旅行で全て回ることも可能です。
広島県へ旅行する場合は広島ワイドパスの利用を考えてみてはどうでしょうか?