広島県へ旅行に行く際に新幹線を利用しようと考えている人も多いのではないでしょうか?
新幹線を利用すれば、在来線を利用して行くよりも大幅に時間を短縮ができ、滞在時間を増やせるので観光に時間をかけることが出来ます。
新幹線は早くて快適なのでおすすめですが、広島県内には新幹線の駅が複数あるのでどの駅を利用するのが便利なのか迷うかもしれません。
この記事では、広島県への旅行に新幹線がおすすめな理由と在来線との乗り換えが簡単で便利な広島県の新幹線の駅を紹介します。
広島県への旅行は新幹線がおすすめ!
広島県への旅行の際に飛行機で行くか新幹線で行くか迷う人も少なくないと思います。
特に関東方面からだと羽田空港、成田空港と大きな空港が2つあり、電車でのアクセスも良いので飛行機を利用しようかと考える人も多いかもしれません。
私は空港よりも新幹線の駅が近いので新幹線を利用しています(笑)
さて、広島県への旅行は新幹線がおすすめな理由は4つあります。何度も広島へ行っているのですが、新幹線を利用して良かった点を紹介します。
広島県内に新幹線の駅が5駅あること
1つ目は、広島県内に新幹線の駅が5駅あることです。
広島県内には、西から広島駅、東広島駅、三原駅、新尾道駅、福山駅と5つの新幹線の駅があるので目的地に合わせて新幹線の降車駅を選ぶことが出来ます。
飛行機の場合は広島空港一択ですが、新幹線の場合は5駅選べるので選択肢が多く目的地に近い場所まで行きやすいです。
広島駅、三原駅、福山駅の3駅は在来線への乗り換えが簡単で便利なのでスムーズな移動ができますし、在来線の乗換駅でもあります。
広島駅は広島県の西側、三原駅は中央、福山駅は東側とバランスよく位置しているので旅行プランが組みやすいのも新幹線の便利な点です。
また広島駅と三原駅の間に東広島駅、三原駅と福山駅の間には新尾道駅があります。新幹線の場合は往路と復路で利用駅を変えることも簡単に出来ます。
5駅ある広島県内の新幹線の駅を上手く活用して旅行を充実させましょう。
他の移動手段が確保しやすい
2つめは他の移動手段が確保しやすいことです。
飛行機・新幹線を降りた後の移動手段を考えた際に、バス、電車(JR在来線・私鉄)、レンタカー、タクシーなどが考えられます。
広島県を旅行する際は広島空港を利用するよりも新幹線を利用する方が移動手段が確保しやすいです。空港は市街地から離れていることが多く、広島空港も例外ではありません。
広島空港は電車では行けないので、バスorレンタカーのどちらかを利用することになると思います。
飛行機を利用した場合は市街地に出るまでに時間がかかるのでその分、他の移動手段を確保しやすい新幹線は移動がスムーズに出来るので時間を有効活用しやすいです。
広島県内にある新幹線の駅だと広島駅が中国・四国地方最大のターミナル駅で在来線の山陽本線・呉線・芸備線・可部線の列車が接続しています。また、広島電鉄の駅も隣接しているので乗り換えが可能です。
また、路線バスや高速バス、広島空港行きのバスも発着しているので新幹線降車後の移動手段が多くあります。
三原駅は山陽本線と呉線の乗換駅になりますし、福山駅は山陽本線と福塩線の乗換駅になります。
福山駅は四国方面に向かうバス(しまなみライナー等)が発着しているので広島から四国方面に向かう際は拠点となる駅です。
時間短縮がしやすい
3つ目は、時間短縮がしやすいことです。
2つめの移動手段が確保しやすいことと重なる部分がありますが、飛行機より移動手段を確保しやすいので時間短縮が簡単に出来ます。
飛行機の場合は空港までのアクセス時間と搭乗手続きの時間を考慮する必要があり、荷物を預けた際は降りた際に受け取る時間も考える必要があります。
搭乗手続きの締め切り時間は航空会社によって異なりますが、出発時刻の20分前~30分前が多く、GWやお盆休みなどの繁忙期は非常に混雑するのでかなり時間に余裕を持つ必要があります。
新幹線の場合は飛行機のような手続きはなく、切符を持っていれば時間ギリギリでも大丈夫です。とは言え、発車時刻の5分前にはホームにいた方が安全ですが…
単純に空港までのアクセス時間と搭乗手続きの時間が新幹線にはないのでその分の時間を有効活用することが出来ます。
新幹線は飛行機のような時間の制約がないので滞在時間を長く確保しやすいのは旅行する上では嬉しいことです。
旅行プランに柔軟に対応しやすい
4つ目は、旅行プランに柔軟に対応しやすいことです。
旅行と言っても人によって趣旨は様々です。レンタカーでドライブ、電車での旅、サイクリングなど旅先での楽しみ方はそれぞれです。
単純な新幹線の本数は広島駅が一番多いですが、広島県東部を旅行する際はのぞみ・さくらが1時間に1本停車する福山駅を利用する方が便利です。
東広島駅・三原駅・新尾道駅は一部時間帯を除きこだまのみ停車しますが、レンタカーを利用する旅行プランやこだまを利用したお得な切符を利用するプラン、これら2つを併用するプランであれば候補になります。
また旅行会社のパックを利用しない場合であれば、往路の降車駅と復路の乗車駅が同じである必要がないので、周遊型の旅行プランの幅が広がります。
往路は広島駅で降車し、復路は福山駅から新幹線に乗車するルートや逆パターンルートも可能なのでシンプルで分かりやすい移動行路を組みやすいのも大きなメリットです。
乗り換えが簡単で便利な新幹線の駅は?
広島県の新幹線の駅のうち乗り換えが簡単で便利な新幹線の駅をランキングにすると
- 1位…広島駅
- 2位…福山駅
- 3位…三原駅
在来線と接続していない東広島駅・新尾道駅は省き、新幹線の本数と在来線の接続を考慮するとこんな順位になりました(あくまで個人の主観です)。
1位…広島駅
新幹線の全種別が停車するので本数が多く、複数の在来線の列車が乗り入れる広島駅が利便性として考えれば1位だと思います。
広島駅は広島県の西寄りに位置しているので宮島や広島市内、呉などの主要な観光エリアへのアクセスは良く、広島県東部の三原や尾道にも在来線で出れます。
広島駅の構造としては1階が在来線ホーム、2階が改札、3階が新幹線ホームとなっており乗り換え自体はシンプルな経路なので迷う可能性は低いと思います。連絡改札があるので新幹線から在来線への乗り換えが改札内で出来ます。
また、広島駅は中国・四国地方最大のターミナル駅と言うこともあり、買い物が出来る施設が充実しているのでお土産を買うと言う意味でも便利です。
2位…福山駅
2位は福山駅で広島県東部を旅行する場合は広島駅を利用するよりも便利です。
新幹線はのぞみ・さくらが1時間に1本停車し、一部時間帯でひかり・みずほも停車するので広島駅ほどではないですがアクセスはいい方です。
福山駅は1階が改札口、2階が在来線ホーム、3階が新幹線ホームとなっていて広島駅同様に改札内で新幹線から在来線に乗り換えが可能です。
なお、広島駅のような新幹線専用改札はなく新幹線改札口から直接外には出れないので在来線改札口を通る必要があります。新幹線を乗り降りする場合は2回改札を通る必要があります。
在来線は岡山・広島方面は山陽本線、神辺・府中方面へは福塩線があり、尾道へは山陽本線で約20分、三原へは約30分ほどで行けます。
バスも今治へ行くしまなみライナーや広島空港へのリムジンバス、福山市内を走るバスなど複数の路線があります。
しまなみライナーはしまなみ海道を通って今治まで行く路線なのでしまなみ海道を観光する場合やそのまま四国へ行く場合は広島駅よりも福山駅の方が便利です。
また福山駅はエキナカの施設が大きめなのでお土産などの買い物も便利です。
3位…三原駅
3位は三原駅で広島駅・福山駅と比べると新幹線の本数が少ないので利便性と言う点では2駅には勝てません。
上でも紹介しましたが、レンタカーを利用する場合やこだまのお得な切符を利用する場合は候補になりますし、呉線を利用する場合は三原始発の列車も多いので便利です。
三原駅も福山駅同様に新幹線改札口から直接外には出れないので2回改札を通る必要があります。
バスは高速バスや広島空港へのリムジンバスがあり、三原駅発着の路線バスも多くあります。フェリーを利用する場合は三原港があり、三原駅からも約5分と近いのでアクセスも良いです。
駅構内にはコンビニでお土産が買えたり、特産品である三原プリンの販売ブースがあり、駅前にもお土産屋もありますが、広島駅・福山駅と比べると規模は小さめです。
まとめ
広島県への旅行には新幹線が便利な点と在来線乗り換えが便利な駅を紹介しましたが、どうだったでしょうか?ランキングに関しては予想通りの結果だと思います。
新幹線の駅が5駅あり選択肢が多いこと、プランに合わせて柔軟に対応しやすいことは旅行の幅をより広くできることに繋がります。
在来線・フェリーに乗り換えるorレンタカーを借りるか等で利用に便利な駅は変わってきますが、旅行の趣旨にあった選択をしましょう。
在来線やフェリーを利用する場合はお得な周遊パスがあるので利用すると便利です。
広島県への旅行を考えている人に少しでも参考になれば嬉しいです。