tabiwaの岡山香川ワイドパスの旅行コスパは?使ってみた感想!

便利な乗車券

岡山・香川を旅行する際にtabiwaの岡山香川ワイドパスという周遊パスがあるのをご存知でしょうか?

別の記事で岡山香川ワイドパスを紹介していますが、このパスのコスパはどのぐらいなのか気になる人もいると思います。利用するなら元は取りたいですよね?

この記事では、岡山香川ワイドパスのコスパについて私が岡山・香川に旅行で行ったときに実際に利用した区間と運賃を取り上げながら検証し、使ってみた感想について紹介します。

※この記事で紹介している電車の時刻は2022年12月時点のものです。最新の情報とは異なる場合があります。

tabiwaの岡山香川ワイドパスとは

簡単に岡山香川ワイドパスを紹介すると岡山・香川・小豆島への旅行に便利で3日間利用できる周遊パスです。金額は3500円なので1日当たり約1200円の利用で元が取れます。

※2023年4月1日以降の発売から岡山香川ワイドパスの内容に変更点(割引クーポン追加)があります。

JR線と指定のバス・フェリーが3日間利用できるのでプランを組みやすく、特に2泊3日の旅行に便利なパスです。

tabiwaの岡山香川ワイドパスの旅行コスパは?

昨年の11月に瀬戸内への旅行の際に岡山香川ワイドパスを使用したので実際の利用区間と運賃について取り上げコスパを検証しました。岡山・香川への旅行を考えている場合は参考にしてください。

今回利用した岡山香川ワイドパスは岡山駅を拠点に利用したため下で紹介している行程も岡山駅から行って帰ってくるようになっています。

このパスを利用する場合、岡山駅or高松駅を拠点に移動することになりますが、新幹線の乗換駅である岡山駅が拠点となるケースが多いと思われます。

高松空港を利用し高松駅を拠点として旅行する場合と岡山空港を利用し岡山駅を拠点として旅行する場合は空港から駅までの所要時間等を考慮した上で行程を組む必要があります。

※電車の時間は2022年のダイヤ改正時の時刻です。最新のダイヤとは異なる場合があります。

今回は2泊3日で瀬戸内へ行き、1日目と2日目で岡山・香川を周遊しました。2日目夕方~3日目は広島に行き帰りは広島駅から新幹線を利用したのでパスは利用していません。

1日目 岡山駅~倉敷駅の移動で利用

仕事終わりに旅行へ行ったので岡山県に入ったのは午後1時でした。行程としては…

JR線の利用区間時間運賃
岡山駅到着後⇒後楽園・岡山城観光⇒岡山駅移動
岡山駅⇒倉敷駅岡山駅15時36分発普通⇒倉敷駅15時53分着330円
倉敷美観地区散策・買い物
倉敷駅⇒岡山駅倉敷駅18時40分発⇒岡山駅18時56分着330円

岡山の定番の観光地を1日目の午後に回りました。午後1時半からの観光でしたが、過去に行ったことがあったため地理を分かっていたこともあり時間的には問題なかったです。

2時間ほど後楽園・岡山城を散策した後に移動し倉敷駅に到着したのが午後4時でした。

約2時間ほど倉敷美観地区を散策し、午後7時頃に岡山駅に戻りました。1日目の利用額は660円でした。

2日目 岡山駅~香川エリア~倉敷駅で利用

2日目は往路が岡山駅から香川エリア、復路が香川エリア~倉敷間でした。2日目の宿泊地が広島県だっため途中の倉敷駅まで岡山香川ワイドパスを利用しました。

2日目の行程を表にしてまとめてみました。電車の時刻は2022年11月時点でのダイヤなので最新の情報とは異なる場合があります。

JR線の利用区間                時間運賃
岡山駅⇒琴平駅岡山駅7時55分発快速マリンライナー(坂出駅乗換)
⇒琴平駅9時23分着
1370円
           金比羅散策
琴平駅⇒高松駅琴平駅12時13分発普通(坂出駅でマリンライナー乗換)
⇒高松駅13時05分着
870円
      高松駅周辺で買い物&写真撮影等
(改札外に出る)
高松駅⇒栗林公園北口高松駅13時41分発普通⇒栗林公園北口駅13時46分着210円
         栗林公園を散策&買い物
栗林公園北口駅⇒高松駅栗林公園北口駅16時00分発普通⇒高松駅16時06分着210円
         高松城跡観光&買い物
高松駅⇒坂出駅高松駅17時10分発快速マリンライナー⇒坂出駅17時24分着
(改札外で買い物)
460円
坂出駅⇔丸亀駅坂出駅17時32分発サンポート南風リレー号⇒17時40分着
(改札外で買い物)
丸亀駅17時45分発普通⇒坂出駅17時53分着
440円
※往復
坂出駅⇒岡山駅坂出駅17時54分発快速マリンライナー⇒岡山駅18時32分着1140円
     岡山駅で荷物を自宅に発送(改札外に出る)
岡山駅⇒倉敷駅岡山駅18時55分発普通⇒倉敷駅19時12分⇒広島県へ330円

2日目は琴平・高松の主要観光スポットを回りました。この日はJR四国管内でダイヤ乱れがお昼頃まであり約10分ほど遅れていましたが行程に支障を及ぼすほどではありませんでした。

2日目のJR移動だけで5030円と岡山香川ワイドパスの購入価格3500円(大人)を上回っているので元は取れています。なお坂出⇔丸亀は買い物目的で移動しただけです(笑)

岡山香川ワイドパスのコストパフォーマンス

2日間で移動の所定運賃は5690円ですが、岡山香川ワイドパスを使用したことで3500円で済み約4割引きという結果になりました。

岡山・倉敷・琴平・高松などの主要観光スポットを回るのであればJR線の利用のみで元は取れるのでコスパはいいと思います。

小豆島へ行く場合はこのパスがあればフェリー、バス(岡山駅~新岡山港)も乗れるので行程の組み方次第ではコストパフォーマンスは更に良くなります。

小豆島フェリーの運賃は新岡山港~土庄港(小豆島)が大人片道1200円(往復2400円)、高松港~池田港(小豆島)が大人片道700円(往復1330円)となっていて子供は大人の半額です。

岡電バス(岡山駅~新岡山港)は大人片道500円です。

JR線の利用だけでなく、バスとフェリーを使って元を取ると言う考えも出来るので柔軟に活用すれば楽しい旅行になると思います。

tabiwaの岡山香川ワイドパスを使ってみた感想

岡山香川ワイドパスは岡山・香川の主要都市をJR線で移動するだけで購入金額の3500円を上回るのでコスパは抜群に良い周遊パスだと言えます。

JRの利用で注意することは四国エリアのJR線は無人駅が少なくなくワンマン運転の列車もあるのでその際は運転士に分かるようにスマホの画面を見せましょう。

しっかり分かるように見せないと不正乗車を疑われるので降りる前に岡山香川ワイドパスの有効期限が表示された画面を準備しましょう。

私は2日間の利用でしたが、有効期限は3日間あるので岡山と香川をのんびり周遊することが出来ますし、フェリーとバスを使って小豆島に渡ることも出来ます。

3日間あれば、時間に余裕があるので岡山・倉敷・琴平・高松など主要観光スポット以外にもJR線の利用可能エリア内で気になった場所に行くことも可能です。

1泊2日で主要観光スポットを回り、残りの1日で小豆島へ行くか、その他気になる場所へ行くなど旅のプランは自由に組めるので2泊3日の旅行に最適です。

岡山・香川への旅行を考えている場合は岡山香川ワイドパスは非常に便利なのでぜひ活用してください。

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