しまなみ海道のサイクリングはどっちからが良い?尾道と今治を比較!

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しまなみ海道をサイクリングしてみたいと思ったときに広島県側or愛媛県側のどちらからスタートする方がいいか迷ったことはありませんか?

広島県側は尾道港、愛媛県側は今治駅がスタート地点になりますが、それぞれのメリットとデメリットを考慮した上でサイクリングしたいですよね?

どこからしまなみ海道へ向かうかによって尾道・今治へのアクセスも変わってくるので帰りも気になると思います。

そこでしまなみ海道を2回走破した経験と尾道・今治のサイクリング拠点の特徴やアクセス性などを考慮してメリットとデメリットをまとめてみました。

※2023年5月時点の情報なので最新の情報とは異なる場合があります。

しまなみ海道のサイクリングは尾道と今治のどっちからが良いか比較

しまなみ海道でサイクリングをする際に拠点となる尾道と今治の特徴についてサイクリング拠点とアクセスを踏まえてそれぞれまとめてみました。

尾道港(広島県側)の特徴

尾道港の特徴については以下の通りです。

  • 尾道駅から徒歩3分ほどの場所にある。
  • 営業時間が朝7時~夜7時(冬期は8時~18時)
  • 千光寺や尾道商店街にも近い
  • 交通アクセスが良い
  • サイクリング時は対岸まで船で渡る必要あり。

ざっくり挙げてみましたが、朝の早い時間帯からレンタサイクル出来るのが大きな特徴です。

朝7時(冬季は8時)から自転車が借りられるので早くスタートしたい人や島巡りをしながら今治に向かいたい人におすすめです。

また、JR線でのアクセスも良く、西には10分ほどで新幹線の駅がある三原駅、東に20分ほどで福山駅があるので新幹線でもアクセスがしやすいです。

福山駅は日中は1時間に1本のぞみ・さくらが停車し、一部時間帯ではみずほやひかりも停車するので新幹線で来る場合は福山駅で在来線に乗り換えるのが便利です。

バス移動にはなりますが、新幹線駅の新尾道駅もあります。三原駅と新尾道駅は一部時間帯を除きこだまのみの停車ですが、新幹線からは3つのアクセスルートがあります。

今治(愛媛県側)の特徴

今治の特徴は以下の通りです。

  • 駅前でレンタサイクルが出来る。
  • 営業時間は朝8時から夜18時まで
  • 最初の橋である来島大橋までは一般道を走る。
  • 高速バスやしまなみライナーなどのバスが発着している。

今治の特徴をざっくり挙げてみました。

大きなポイントは駅前でレンタサイクル出来ることで改札を出て左の出口を出るとロータリーがあり、左側直ぐにレンタサイクルの施設があります。

アクセスとしては岡山駅から特急利用のほか、関西からは高速バスなどがあります。また、しまなみライナーと呼ばれるバスもあり、名の通りしまなみ海道を経由し、福山~今治、広島~今治を結ぶ路線です。

しまなみライナーは広島駅と福山駅を通るので新幹線を利用して今治へ向かう場合は福山・広島から利用するのも候補の1つとなります。

今治駅をスタートする場合は最初の橋である来島大橋までは一般道を走るので車に往来に注意が必要です。歩道が狭い場所もあるので車道を走ることになります。

尾道スタートのメリットとデメリット

ここまで尾道・今治の特徴を紹介しましたが、尾道スタート・今治スタートのメリット・デメリットについても書きます。

メリット

  • 今治側より早くスタートできる(冬期除く)
  • 宿泊地候補の今治駅周辺にホテルが多い
  • フェリーで尾道港からワープすることも可能

デメリット

  • 今治駅から帰る際にJR線の本数が少ない
  • JR線で帰る場合は特急利用がほぼ確定
  • 今治側の営業時間が尾道より短い(冬季除く)

尾道スタートのデメリットは今治から帰る際の移動手段となります。岡山へ戻る場合は特急を使うのが現実的になりますが、特急でも2時間半前後なので結構時間がかかります。

普通列車とマリンライナーを乗り継いで岡山に行くのはしまなみ海道を走った後ではしんどいと思うので値段はしますが特急を使うのがおすすめです。

帰りの特急の時間に合わせて行程を組む必要があるので少しの予定のずれが特急に乗り遅れに直結するので時間に管理に要注意です。

今治のメリットとデメリット

今治スタートのメリットとデメリットを挙げてみました。

メリット

  • 駅前で自転車をレンタルできる
  • レンタサイクル施設の隣にローソンがある
  • 尾道側の営業時間が今治より長い(冬季除く)
  • JRの本数は尾道の方が今治より多い

今治をスタート地点とする場合の強さは尾道から帰路につく際のアクセスの良さです。

JR在来線の本数が尾道の方が今治より多いことや新幹線の駅が近いことなどアクセス面で優位ですし、福山からはしまなみライナーもあるので四国方面へバスで戻ることも可能です。

尾道港の営業時間が冬季以外は今治より1時間長くサイクリングの行程に余裕を持てるので観光に多めに時間を割くことも出来ます。

また、今治のレンタサイクル施設の隣にローソンがあるので買い物が出来るのも大きいですし来島大橋までのルート上にもう1軒ローソンがあります。

デメリット

  • 尾道側より営業開始時間が遅い(冬季以外)
  • フェリーでのワープは尾道ほどすぐ出来ない。
  • サイクリングの最後はフェリーで対岸に渡る必要がある。

今治スタートのデメリットはスタートが尾道より悪いことです。

冬季以外は営業開始が尾道港より1時間遅いのでどうしてもスタートが遅れます。早くスタートしたい人は尾道側がおすすめになります。

尾道港はレンタサイクルしてすぐにフェリーで対岸に渡るor途中の島へワープが可能ですが、今治港は今治駅から離れた場所にあるので尾道港ほどすぐワープできない点で柔軟性にはやや欠けるかと…

また、サイクリングの最後はフェリーで向島から対岸に渡る必要があるので尾道港の営業終了時間には注意が必要です。

まとめ

尾道スタートと今治スタートのメリットとデメリットを挙げてみましたがどうだったでしょうか?

個人的には帰りのことを考えると四国以外から訪れる場合は今治⇒尾道で走る方がアクセス面では良いと思いますが、サイクリング後も観光をする場合は旅行の行程に合わせて選んでいいと思います。

今治で終わる場合は松山方面に移動して道後温泉に行くのもいいかもしれません。

尾道・今治のどちらからスタートしてもメリット・デメリットはあるので一概にどちらが良いかは決めれませんがしまなみ海道の景色は最高です。

しまなみ海道でサイクリングする際は旅行のプランに応じてスタート場所を決めましょう。

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