tabiwa(旧setowa)の周遊パスの1つである岡山香川ワイドパスをご存知ですか?
名前の通り、岡山と香川を移動する際に使える周遊パスでスマホで購入、使用することが出来る乗車券です。岡山・香川を旅行するならコスパ良く回れて利便性の高いきっぷを使いたいと思いますよね?
この記事では、岡山・香川を旅行する際に便利な岡山香川ワイドパスとはどのような乗車券なのか、また新幹線や飛行機と併用する便利な方法も紹介したいと思います。
※2024年4月1日発売分以降、フェリーに関する情報が追加されたこと及び割引クーポンの内容が一部変更されています。
tabiwaの岡山香川ワイドパスとは
岡山香川ワイドパスとは最初に紹介したように岡山県と香川県の移動に便利な周遊パスです。
JR線や指定のバス、フェリーに3日間乗ることが出来て、一部店舗で特典を受けれるDISCOVER WEST パスポートがあります。
ここからは岡山香川ワイドパスの内容を1つずつ紹介します。
JR線の利用可能路線
岡山香川ワイドパスで乗車可能なJR線のエリアはこのようになっています。
岡山駅・倉敷駅・児島駅がフリー区間エリアで岡山県の主要観光スポットを含んでいます。また香川県も琴平や高松、屋島など主要観光エリアをフリー区間に含んでいます。
岡山から香川への移動は快速マリンライナーに乗車すれば岡山~高松間を約1時間で乗り換えなしで行けます。琴平へは坂出で乗り換え(マリンライナー利用時)が必要ですが約1時間半です。※時間帯により所要時間は多少変動します。
丸亀や坂出もフリー区間内なので香川県の主要駅も抑えています。特急を利用する場合はフリー区間内であれば岡山香川ワイドパスを乗車券として利用できるので特急券だけ買えば乗れます。
また、快速マリンライナーの指定席とグリーン車は別途料金が必要ですが、自由席に乗る場合はパスを持っていれば普通に乗れます。
岡山から香川へ移動する際に要注意なのが乗換駅です。
例として琴平に行く場合、快速マリンライナーは坂出駅で乗り換えになりますが特急の場合は坂出は通らず宇多津駅or多度津駅での乗り換えとなります。
基本的に岡山香川ワイドパスを利用する際は快速マリンライナーに乗車するケースが多いと思いますが、特急を利用する人もいると思うので覚えておくと当日混乱せずに済みます。
また、岡山・香川エリアのJR線の本数は首都圏や大阪近郊エリアほど多いわけではないので時刻表はしっかり確認しましょう。特に四国エリアは本数が少ないので1本逃すと行程に支障が出ます。
フェリーの利用可能区間(追記あり)
国際両備フェリーが運航する新岡山港~小豆島(土庄港)、高松港~小豆島(池田港)の区間に乗船することが可能です。
小豆島フェリーの運賃は新岡山港~土庄港(小豆島)が大人片道1200円(往復2400円)、高松港~池田港(小豆島)が大人片道700円(往復1330円)となっていて子供は大人の半額です。
岡山県側から行く場合は岡山港までバス移動してフェリーに乗ることになり、香川県側から行く場合は高松駅から徒歩で高松港まで行くことになります。
なお高松港はJR高松駅から徒歩で約10分なので歩ける距離です。
岡山県と香川県の両方から小豆島へアクセスできるようになっているので岡山から小豆島を経由して高松に行くことや逆のルートも出来ます。
2か所から小豆島へのアクセスが可能なので旅行の行程に合わせてルートを選べるのは大きなメリットです。行程を変更してもある程度対応が可能なのは嬉しいです。
※2024年4月1日発売分より新岡山港の始発便(6時20分発)に関する情報が追加されています。始発便を利用する際はパスの情報を確認しましょう。
バスの利用可能区間
岡電バスの岡山駅から新岡山港の区間を乗車でき、基本的にはフェリーとセットで利用することになります。岡山駅から小豆島へのアクセスのための移動手段が岡山香川ワイドパスで確保されています。
岡電バス(岡山駅~新岡山港)の運賃は大人片道500円です。ただ、本数はあまり多くないのでバスの時間は必ず確認しておきましょう。
1本逃すと次のバスまで時間が空く可能性もあるので旅行の行程を組む際にバスの時刻を確認したうえで時間に余裕のあるプランを考えましょう。
DISCOVER WEST パスポートの特典
tabiwaでは特定の施設で割引や特典があるDISCOVER WEST パスポートという制度があり、周遊パスを掲示することで少しお得になります。
内容は施設によって異なりますが、入場料割引や条件を満たすことで特典があるなど多様です。旅行先で受けれる特典をチェックしてみるのもありです。
岡山香川ワイドパスのJR線利用可能エリアでは岡山駅と倉敷駅、児島駅周辺が特典のあるエリアですが、児島エリアの対象施設は駅からやや遠いです。
DISCOVER WEST パスポートの詳細はこちらhttps://www.jr-odekake.net/navi/discoverwest/passport/okayama/
なお香川県には対象となる施設等は2022年12月現在ではないです。
割引クーポン(変更点あり)
2024年4月1日発売分以降、カフェバール マスカット(新幹線改札内)の特典が変更されています。
2024年3月末発売分までは2つのうち1つ特典を選ぶタイプでしたが、4月1日発売分以降は食事代から5%OFFになっています。
いずれも岡山駅構内に店舗があるので旅の最後に利用したいですね。
岡山香川ワイドパスは新幹線や飛行機併用で便利!
岡山香川ワイドパスは新幹線や飛行機と併用すると非常に便利です。
旅行会社のパック(新幹線+ホテル、飛行機+ホテル)を利用すれば移動手段とホテルをお得に確保できるのでおすすめです。
岡山香川ワイドパスと旅行会社のパックを併用すればトータルの費用を抑えることが出来るので旅行のコストパフォーマンスが良くなります。
新幹線と併用する場合は岡山駅、飛行機と併用する場合は岡山空港か高松空港のどちらかを利用すると思います。
岡山空港は国内線が3路線(羽田・札幌・那覇)、高松空港も国内線が3路線(羽田・成田・那覇)となっていて首都圏だと新幹線か飛行機かで迷いそうです。
岡山空港へは岡山駅と倉敷駅からリムジンバスが出ていて、所要時間は岡山駅から約30分、倉敷駅から約35分です。
高松空港へは高松駅のほか丸亀駅・宇多津駅・坂出駅・琴平駅からもバスが出ています。
新幹線か飛行機のどちらを使うかは住んでいる場所や好みなどにもよりますが、個人的には新幹線の方が便利かなと感じます。
空港へのアクセス時間と搭乗手続きの時間を考えると新幹線の方が時間を有効活用しやすく、在来線への乗り換えもすぐ出来るので利便性が高いです。
まとめ
tabiwaの岡山香川ワイドパスは3日間利用できるので岡山・香川・小豆島をゆっくり観光できる点で便利な周遊パスです。
岡山駅からバスとフェリーを乗り継いで小豆島に行くことも出来ますし、高松からのフェリーでのアクセスも可能なので旅行の行程が組みやすいと思います。
岡山~高松間が快速マリンライナーで約1時間なので電車で岡山・香川の観光スポットを巡りたい人や3日間フル活用して小豆島を含めた旅行がしたい人にはおすすめ出来ます。
岡山香川ワイドパスを利用した旅行モデルコースを紹介しているので岡山・香川へ旅行を考えている場合は参考にしてみてください。
岡山・香川へ旅行を考えている方へこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。